北海道エリア51説 [東京ベンチャーズ]
北海道でのお話『番外編』を少し。
何しろ広い北海道、空港に着いてからの移動は結構な時間がかかるし、
今回の旅も“旭川〜紋別”という、
移動距離約140キロ、移動時間2時間ちょっとの、
『日帰り旅行で行く距離』
を往復しちゃったりしたわけだけど、
道中、ワゴン車に乗った東ベン・メンバー、
とりあえずエドさんは移動中もず〜〜〜〜〜っと話している人で、
どんなに睡眠不足でも、どんなに疲れていても、
車の助手席に座り、ドライバーさんやメンバーに向けて話している。
そのほとんどは、同乗している現地スタッフに質問をして、
その答えから話を膨らますというパターンだ。
『あの山は、何ていう名前の山ですか?』
「あれですか? あれは○○山と言います。」
『へぇ。 東京にも○○という地名があってね、その由来は・・・』
・・・みたいな感じ。
そんなエドさんの話を、ぼぉ〜っとしながら聞いていた他のメンバー。
すると、Takuちゃんが口を開いた。
『そういえば、ずいぶん車とすれ違ってないっすね。』
宿泊したホテルのあった旭川市内を出てから、
真っすぐな、見通しの良い往復2車線の道路をすでに30分以上走っていたが、
確かに市内を抜けてから、車とすれ違った記憶が無い。
▲画像はイメージです(笑)
『それもそうだけど、人も見てなくない?』
続いて出たボクの一言に、
『ん? ・・・・・・あっ、そうだな。人も見てねぇなぁ。』
とエドさん。
時刻は午前10時過ぎ。天気は晴れ。
気温は20度を越していたが、30度以上にはなっていなかったと思う。
まわりに何も無いような平原を走っていたわけではなく、
道の左右には、何十メートルくらいの間隔で民家のような建物はあるし、
ボク達の感覚だと、この状況で人影がどこにもないのは異様な感じだった。
そんな話題になってから、
メンバー全員で窓の外をチェックし始めた。
しかしそれから5分、10分走っていても、
相変わらず車とはすれ違わないし、前方にも後方にも走っている車は見えない。
民家の庭先にも、畑にも人の気配すら無く、
牛舎があっても牛の姿が確認できない。
つまり、我々以外に“動いている人と車”が全くないのだ。
“世にも不思議な物語”のテーマ曲が頭の中で鳴り始める。
♪タララララン、タララララン、タララララッタ タララララン♪
向こうからタモリさんが歩いて来たらどうしよう?
本気で怖くなって来たからではないが(笑)、
『宇宙人にさらわれちゃったのかも』
とか、
『ここの下が“エリア51”みたいになってて、みんなそっちで働いているのかも』
とか、
『ここだけ特別な法令があって、この時間は外には出ずに家の中でお祈りをしているのかも』
とか、勝手な冗談を言い出した。
ここでエドさんの一言。
『あれじゃねぇか? 実は連れ込みとかに行ってるんじゃねぇか?』
ちなみに“連れ込み”とは“ラブホテル”の事だ。
エドさんは“古き良き時代”の言い方を今も使うのが主義みたいで、
“ソープランド”は勿論“トルコ風呂”と言う(本当か?(笑))。
『え〜! こんな朝早くからですか?』
真面目に付き合ってしまうメンバー(笑)。
『みんながいっペんに行ってたら面白いよな。』
牛の放牧を終えて、「少し休憩でも・・・」って、そっちの休憩かいっ!
『でも、このあたりにラブホテルなんて絶対ありませんよ。』
「お前も本気で考えてるんじゃねーよ!」
と、自分にツッコミを入れながらボクは言ったのだけど(笑)、
ただ、本当にホテルがあるような場所ではなかったのだ。
高速インターチェンジの近くではないし、行楽私設の近くでもない。
繁華街の近くでもないし、海辺でもなく、新横浜駅前でもない(笑)。
『いや、意外とこういうトコにあるもんなんだぜ。』
そうエドさんが“ニヤリ・・・”としながら言った瞬間・・・
『あっ!!! ラブホがあったっっ!!!!!!!』
すごいぞエドさん。さすが“連れ込み上級者”!!!(笑)
『ふっ・・・・・ってことは・・・・・・この先、あと2軒はあるはずだ・・・・・』
いやいや、1軒あっただけでも驚きなのに、いくらなんでもこの先にもまだあるなんてそんな・・・・・
『あっ!!! ホントだ!!! またラブホだっっっ!!!!!!!』
『うわっ!!!! ここもだっっっ!!!!』
なんなの、このバッチリ当たった推理(笑)。
金田一? 明智? ホームズ?
どうなってんのさワトソン君!
でもさ、“ラブホがある”ってのは正解だったんだけど、
“みんなラブホに行ってる”ってのは、どうだかわかんないんだよね(笑)。
その後しばらくして、自転車に乗った中学生の男子を無事発見(笑)。
コンビニもあって、そこでは人も車もけっこう見つけられましたとさ。 おしまい。
何しろ広い北海道、空港に着いてからの移動は結構な時間がかかるし、
今回の旅も“旭川〜紋別”という、
移動距離約140キロ、移動時間2時間ちょっとの、
『日帰り旅行で行く距離』
を往復しちゃったりしたわけだけど、
道中、ワゴン車に乗った東ベン・メンバー、
とりあえずエドさんは移動中もず〜〜〜〜〜っと話している人で、
どんなに睡眠不足でも、どんなに疲れていても、
車の助手席に座り、ドライバーさんやメンバーに向けて話している。
そのほとんどは、同乗している現地スタッフに質問をして、
その答えから話を膨らますというパターンだ。
『あの山は、何ていう名前の山ですか?』
「あれですか? あれは○○山と言います。」
『へぇ。 東京にも○○という地名があってね、その由来は・・・』
・・・みたいな感じ。
そんなエドさんの話を、ぼぉ〜っとしながら聞いていた他のメンバー。
すると、Takuちゃんが口を開いた。
『そういえば、ずいぶん車とすれ違ってないっすね。』
宿泊したホテルのあった旭川市内を出てから、
真っすぐな、見通しの良い往復2車線の道路をすでに30分以上走っていたが、
確かに市内を抜けてから、車とすれ違った記憶が無い。
▲画像はイメージです(笑)
『それもそうだけど、人も見てなくない?』
続いて出たボクの一言に、
『ん? ・・・・・・あっ、そうだな。人も見てねぇなぁ。』
とエドさん。
時刻は午前10時過ぎ。天気は晴れ。
気温は20度を越していたが、30度以上にはなっていなかったと思う。
まわりに何も無いような平原を走っていたわけではなく、
道の左右には、何十メートルくらいの間隔で民家のような建物はあるし、
ボク達の感覚だと、この状況で人影がどこにもないのは異様な感じだった。
そんな話題になってから、
メンバー全員で窓の外をチェックし始めた。
しかしそれから5分、10分走っていても、
相変わらず車とはすれ違わないし、前方にも後方にも走っている車は見えない。
民家の庭先にも、畑にも人の気配すら無く、
牛舎があっても牛の姿が確認できない。
つまり、我々以外に“動いている人と車”が全くないのだ。
“世にも不思議な物語”のテーマ曲が頭の中で鳴り始める。
♪タララララン、タララララン、タララララッタ タララララン♪
向こうからタモリさんが歩いて来たらどうしよう?
本気で怖くなって来たからではないが(笑)、
『宇宙人にさらわれちゃったのかも』
とか、
『ここの下が“エリア51”みたいになってて、みんなそっちで働いているのかも』
とか、
『ここだけ特別な法令があって、この時間は外には出ずに家の中でお祈りをしているのかも』
とか、勝手な冗談を言い出した。
ここでエドさんの一言。
『あれじゃねぇか? 実は連れ込みとかに行ってるんじゃねぇか?』
ちなみに“連れ込み”とは“ラブホテル”の事だ。
エドさんは“古き良き時代”の言い方を今も使うのが主義みたいで、
“ソープランド”は勿論“トルコ風呂”と言う(本当か?(笑))。
『え〜! こんな朝早くからですか?』
真面目に付き合ってしまうメンバー(笑)。
『みんながいっペんに行ってたら面白いよな。』
牛の放牧を終えて、「少し休憩でも・・・」って、そっちの休憩かいっ!
『でも、このあたりにラブホテルなんて絶対ありませんよ。』
「お前も本気で考えてるんじゃねーよ!」
と、自分にツッコミを入れながらボクは言ったのだけど(笑)、
ただ、本当にホテルがあるような場所ではなかったのだ。
高速インターチェンジの近くではないし、行楽私設の近くでもない。
繁華街の近くでもないし、海辺でもなく、新横浜駅前でもない(笑)。
『いや、意外とこういうトコにあるもんなんだぜ。』
そうエドさんが“ニヤリ・・・”としながら言った瞬間・・・
『あっ!!! ラブホがあったっっ!!!!!!!』
すごいぞエドさん。さすが“連れ込み上級者”!!!(笑)
『ふっ・・・・・ってことは・・・・・・この先、あと2軒はあるはずだ・・・・・』
いやいや、1軒あっただけでも驚きなのに、いくらなんでもこの先にもまだあるなんてそんな・・・・・
『あっ!!! ホントだ!!! またラブホだっっっ!!!!!!!』
『うわっ!!!! ここもだっっっ!!!!』
なんなの、このバッチリ当たった推理(笑)。
金田一? 明智? ホームズ?
どうなってんのさワトソン君!
でもさ、“ラブホがある”ってのは正解だったんだけど、
“みんなラブホに行ってる”ってのは、どうだかわかんないんだよね(笑)。
その後しばらくして、自転車に乗った中学生の男子を無事発見(笑)。
コンビニもあって、そこでは人も車もけっこう見つけられましたとさ。 おしまい。
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